当楽団について

団のプロフィール
当楽団は2000年12月に同志社交響楽団OB有志により設立されました。それまでは隔年に開催されるOB会総会でOB有志が集まり演奏を行っていましたが、恒常的なオーケストラを結成しようとの機運が高まり、正式に「同志社交響楽団OBオーケストラ」として誕生しました。
2007年4月から袖岡浩平氏を指揮者に迎え、より高度なオーケストラ音楽活動を目指して、同響OBはもとより一般の音楽愛好家も参加し、OBオーケストラの名称と、カンマーフィルハーモニー京都のダブルネームで幅広く活動しています。
2014年6月からは森香織氏を指揮者に迎え、さらに素晴らしい音楽活動を目指して練習に励んでいます。

どんな楽団?
現在団員は51名在籍しており、京都、大阪、兵庫など関西一円から練習に参加しています。また、メンバー構成は20代~80代と幅広い世代に亘ります。当団は、同志社交響楽団OB主体のオーケストラとして出発しましたが、現在ではOB以外の方々も半数ほど参加し、音楽を共に楽しんでいます。
アマチュアオケでは珍しく、歌のある曲に挑戦するオケということで知名度も高まってきています。また、団員としても非常によい勉強の機会となっています。
幅広い年代の人が在籍していますが世代間の壁はなく、練習はもちろんのこと、その後の飲み会などでも楽しく仲良く活動しています。

 

常任指揮者紹介

森 香織

大阪音楽大学作曲科卒業、同指揮専攻科修了。 2003年、ロームミュージックファンデーション指揮セミナー受講、指揮を小澤征爾氏に師事。同年、同財団の奨学生として、ウィーン国立音楽大学へ留学。その後、イタリア キジアーナ音楽院 指揮コースにて、指揮をG.ジェルメッティ氏に師事、ディプロマ取得、同氏が音楽監督を務めていたローマ歌劇場にて研修する。スイス ルツェルン音楽院 ベルナルト ハイティンク 指揮コースを修了する。 これまでに、小澤征爾、飯森範親、L.ハーガー、湯浅勇治、E.アチェル、G.ジェルメッティ、B.ハイティンクの各氏に師事。


オーケストラトレーナー

■袖岡浩平

京都に生まれる。1989年から大阪音楽大学で学ぶ。卒業後、飯守泰次郎氏、松尾昌美氏、本山秀毅氏のもとで指揮の研鑽を積む。1997年より ドイツ・ヴァイマール”フランツ・リスト”音楽大学 指揮科に在籍し、指揮をProf. Gunter Kahlert および Prof. Nicolas Pasquet、コレペティを Prof. Hans-Christion Steinhöfel、またピアノを Prof. Gunda Köhler-Scharlach のもとで学び本格的に指揮者としての研鑽を積む。在学中、ドイツ・フュールト劇場にてモーツァルト作曲の歌劇 ”コシ・ファン・トゥッテ” の公演に貢献し、コレペティトゥア、チェンバロ奏者、指揮者として活躍する。また、2004年には ポーランドのロッチュ歌劇場のドイツ・ツアーにおいてモーツァルト作曲の歌劇 ”魔笛” の指揮者として、さらに同年末には、ヨハン・シュトラウス作曲のオペレッタ ”こうもり” においてレンブルク・室内フィルハーモニーの指揮者として携わり成功をおさめるなど、ヨーロッパ内でオペラを中心に多様な音楽活動をおこなっている。2006年末に帰国し国内での音楽活動を再開。