ポルカ「狩り」

ヨハン・シュトラウス2世   ポルカ「狩り」

ヨハンシュトラウス1世(ワルツの父)の長男、ヨハン2世(1825-1899)は当初父から音楽の道は反対されるも、19歳で音楽家デビューを果たし。父親と同じ、ワルツやポルカ等の舞踊音楽の作曲、演奏家として活躍し、豊かな才能をもって、父親はもちろん当代のワルツ作曲家をはるかにしのぐ名曲を世に送り出し、「ワルツ王」と称されるまでになりましたその手になる「美しく青きドナウ」や「ウィーンの森の物語」はその金字塔と言え、作曲総数は800曲を越えます。また40歳を過ぎてはオペレッタの作曲も手がけ「こうもり」などの傑作を残しています。

ポルカ「狩り」は1875年喜歌劇「ウィーンのカリオストロ」のなかの音楽が元になっています。鞭を振り、鉄砲を撃ちながら疾駆するさまが躍動的なリズムにのって、音楽で表現されています。さて本日の舞台でのしかけをお楽しみください