越谷 達之助 「初恋」

越谷(こしたに)達之助は1931年東京音楽学校を卒業、音楽教育、作曲家、伴奏ピアニストとして活躍。
「初恋」は1938年発表した歌曲集「啄木に寄せて歌える」に収録されました。
石川 啄木の歌集「一握の砂」の中の一首に曲をつけたものです。

{歌詞}

砂山の砂に 砂にはらばい
初恋の痛みを 遠く思い出ずる日

初恋の痛みを 遠く遠く
ああ 思い出ずる日

砂山の砂に 砂にはらばい
初恋の痛みを 遠く思い出ずる日